TA07

【製作①】自作Mシャーシ・L寸

図面を描いて、ボチボチ製作に着手し始めた。

今回は同じシャーシで「540モーターを前提にしたレイアウト」「380サイズのアウターローターモーターを前提にしたレイアウト」の二通りを両立できるようなコンセプトにした。
半面、レイアウトごとにモーターマウントとアッパーデッキを変更する必要があるので、ちょいと部品点数が多い…

ひとまず、カーボン板を発注していつも通り方眼紙を張り付けてシャーシを描いて…あとで切り出そう。

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アウターローターモーターを取り付ける前提のモーターマウントは、TA08のものを改造して使う設計にした。
センタープーリーを取り付ける穴と、マウントポストを取り付ける穴をあけて不要部分を切り出し。
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アウターローターモーターを仮止め。アダプタはカワダ模型のものを使用。いつ買ったんだろう。
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マウントポストはTA07のものを使用。
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センタープーリーはMTC2のものを使用。…てえと、マウントはTA08、ポストはTA07、センタープーリーはMTC2、バルクはTA05、脚はガンベイド…これなんのシャーシだ??

ひとまず、一番作るのが面倒な「モーターマウント」を既成品流用できたので、ここはかなり楽ができた。ほかの部品も少しずつ作って…1~2か月くらいでできるかしら。
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【運転】ノーマルタイヤでのんびり→コーナーの挙動がカッコよくなった

最近いつも豊田市の野外サーキットで細々と走らせている自作シャーシは、基本的にはお古のシミズ金型タイヤまたはカワダのミニ用タイヤを履かせている。

これ、基本的にグリップが非常に良いんだけど、暖まってさらにグリップが上がると…まあ転倒するのよね。で、タミヤのこれまたお古のスーパースリックなんか履かせると、基本転倒する前に滑る…いや、こっちの方が走らせやすいし、滑り出しが分かれば速度を抑えるから事故も少ないし、何よりコーナーの挙動がかっこいい。ちょっとテールを滑らせながら曲がる感じ??

…じゃあ、スピード求めないならノーマルタイヤでも意外といけるんじゃね??

というわけで、タミヤのラジアルタイヤ(直径55mm)を買って換装してみた。
シャーシはTA07ベース4WD、アウターローターモーターの超軽量仕様。
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前後同じ、キット付属のラジアルタイヤだ。触った印象は「固い」。
サス設定としては、リヤのリバウンドを最大限稼いで、フロントはリバウンド抑え目、オイルはリヤ柔らかめのフロントちょっと固め。まあ適当(笑)。

さて、走らせてみた。最初はゆっくり、徐々にスピードを上げて…ナニコレめっちゃ楽しい!!!!
丁寧にスロットル操作して、滑り出したらちょっとスピード落として…タイヤがしゅるしゅる滑る音を出しながらスライドするように曲がる…いいじゃないか。
やろうと思えば最高速も加速も申し分ない(スポチュンよか速い)が、強制的にコーナー手前で速度を抑えにかかる感じで、いきなり横転もないし、操作ミスでのクラッシュのダメージも少ない。
何より、アルファロメオジュリアがスライドするようにコーナーを曲がるさまはかっこいいぞ。。

というわけで収穫大だったノーマルタイヤ仕様。TA07ベースの自作シャーシは、入手困難なTRF419x
のバルクを使っていて予備品もないので、こんな低速&超軽量仕様で大切に走らせたい。

【試運転】自作Mシャーシ(4WD,M寸)

さっそくTamtamで試運転してみた。暑かった…

1年ぶりの運転、そもそも下手くそなのでクルマの感触とかセッティング云々を言えるレベルにないが、
感想をメモする。

■TA05x&MTC2ベース車
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先日完成したクルマで、スポチュンに、G-ForceのLifeバッテリーを組み合わせて、
ボディなしで1,080gくらい。
走らせてみると…うん、弱アンダーな気がする。
減速しないと曲がらない。減速すれば曲がる。直観的でわかりやすい。
42Tピニオンに111Tスパーの組み合わせで、ギヤ比は4.89:1…
直径55mmのタイヤだけど、最高速は私には手に余るレベル。。

ただスピンすることもなく、横転することもなく、
非常に走らせやすかったと思う。

次回、もう少し慣れたら、かなり快適に走れることでしょう。


■TRF419x&TA07ベース車

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去年の春に作ったクルマで、完成してから1年も放置してしまった。。

軽量なイーグル模型のLifeバッテリー(160g!!)と、380サイズのアウターローターブラシレスで、
ボディなし930gくらいの超軽量車両。

さてこいつは…TA05ベース車の直後に走らせると…
「ちょっと舵を当てたらスパっと曲がって、なかなかにピーキーに感じる…というより、直前に弱アンダー車を走らせていたので、舵がビクビクに感じられまともに走らんorz」
「明らかに車両の軽さが伝わってくる…なんかフワフワしている(良く言うなら軽快だが)」。

あまり減速しなくても結構小回りで曲がれてしまうのは、車重がメチャ軽いゆえかね。
たぶん、操作になれたら、コイツの方が早く走れるのだろう。


とりあえず今回の目標は「お古のブラシモーターを使いつぶすくらいまで走行練習すること」なので、
TA05ベース車両が走らせやすく仕上がっていることは非常によかった。
月一くらいのペースで、定期的にサーキットに行きたい。

【組立】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)②~バンパー作成→車重測定~

タミヤのアルファロメオ ジュリアのボディを使い,ウレタンバンパーをセットした.
…このボディは正面衝突のようなクラッシュをすると,バンパーより先にボディ端面がヒットして,
ボディポストへのダメージがでかい…今回の自作車の場合,ボディポスト→ストラットマウント→ロア&アッパーバルクの順に力を受けるので,具合がよろしくない.
…基本クラッシュNGだな.申し訳程度の処置として,ボディポストの固定はアルミネジにして,ヒット時はネジが折れるようにした.

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めでたくバンパーもできて,しれっとダンパーも取り付けたので,車重測定!!
軽量なアウターローターモータと,イーグル模型のLifeとの組み合わせで…929g!!…S寸車両とほぼ同じ重量だわ.

写真にはないけど,前側448gの後ろ側482gだったので,前後荷重比は48:52だった.
これがいいか悪いかは知らないけど,わずかにリア荷重が大きい方が走らせ易い…と聞いたことがあるような.それと,リアモータタイプのハイエンドツーリングが,確かこれくらいの荷重比だったとか.
まあ…知らんけど.
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あとはボディを塗れば,走行可能な状態といえるでしょう.
…というわけで,写真撮影!!

自己満足だけど,結構カッコイイと思おう.
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マスの集中も,前後左右のバランスもよさげ.輪重のアンバランスはほとんどないだろう.
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すべての部品がアッパーデッキよりも下側に搭載されており,TRF419X並みに重心は低い…はず.
(ストラットマウントの分重心高いって??そうだけど,ダンパー長はかなり短いし,Mシャーシとしては「低重心」シャーシの部類でしょう).
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フロント周り.ステアリングワイパーもアルミ製で,ガタはほとんどない.
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リア周り.バッテリー,スパー,アンプが所狭し.マスはだいぶん集中している.
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バッテリーはポリカ板で固定.シャーシの強度に対するアンバランス的な影響は少ないと思われ.何より取り外しが楽よね.
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写真としてはうまく取れなかったけど,リアはほんのわずかなバンプインの設定.
サスマウントを貫通して取り付けられたピロボールの位置をより高くすれば,バンプインが強めの味付けになる.不安定な挙動を感じたら変更しよう.
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シャーシ単体で観ると,…うん,悪くないんじゃないかな?ちゃんとセッティング出せれば走りそう.
4WDにガンベ脚の低重心仕様…走らせ易そう.稼働中の車両で一番走らせ易いTA07-GS(ガンベ脚のS寸)よりホイールベースが長い分,さらに走らせ易いんじゃないかな?あとはボディ次第かね.

【組立】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)①~なんちゃってハイエンドMシャーシ~

部品が一通り揃ったので,のんびりと組み立てを始める.

まずはロアバルク,バッテリーホルダーを緩く取り付け.ついでに前後サスマウントを取り付け.
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アッパーバルク,ダンパーマウント,アッパーデッキを緩く取り付け.
ロアデッキの平面が出ていることを確認して,ネジを本締め付け.

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アッパーバルクを外して,デフとベルトを搭載.
アッパーデッキ非解体で一式搭載できるのがポイント.
ちなみにデフは一番低い位置に固定.
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真横から見るとこんな感じ.意外とスパーの位置も低い.
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センタープーリー周りを拡大するとこんな感じ.
ベルトの取り回しがギリギリで,結構狭苦しいが,ワンベルトだしこんなもんでしょう.
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モーター取り付け!しれっとステアリングワイパーも取り付け.

今回はエンルートのCyclone 2700をチョイス.いつ買ったんだっけ…
モーター単体だとたったの60gだけど,使用感はスポチュンのようなトルク&回転数.
マイルドな特性で非常に扱いやすい.
ピニオンは32T,スパーは86Tでいずれも48P.ギヤ比は4.52.
車体が軽量なのと,タイヤ径が55mmなことを考えれば,こんなもんでしょう.
稼働しているS寸車両もこれくらいのギヤ比だけど,モーターの過熱とは無縁だし,たぶん大丈夫.

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ステアリングワイパーはシングルタイプとし,最近改造したS寸車両と同じく,XV01のアルミワイパーに自作プレートを組み合わせた.アッカーマンを変えたいときは,自作プレートを換装する.
この辺もシャーシ非解体でできるので,整備性は非常に良いはず.
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モーター周りはこんな感じ.…これは単に自分で観てニヤニヤするためだけの写真だわw
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前後サスアームを取り付け!
この辺の見た目が,ハイエンドMシャーシに見えなくもない.
…ハイエンドツーリングのキットなんて買ったことないし,ハイエンドレベルの精度は,当然自作車にはないのだから,当然「なんちゃって」レベル.

ちなみにピッチング剛性はガチガチ,ねじれ剛性も結構硬めだった.
スプリットアッパーデッキのS寸車両より若干硬いかも?
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メカを積んでサーボの位置調整&駆動系の動作確認!
サーボホーンがモータープレートに干渉するところがあったので,そこだけ削った.
駆動系については,ベルトの干渉などのトラブルはなさそう.
TA05ベースのL寸車両と同じく,受信機はバッテリー側に搭載して,
左右の重量バランスに配慮した.たぶん,これでほとんど左右同じ重さになったはず.…後で測ろう.
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あとはダンパーを準備して取り付けて,ボディに合わせたウレタンバンパーを拵えて,
たいやをつければ一応完成.
ボディはタミヤカスタマーに発注した「アルファロメオ ジュリア」に決まり.

…シャーシ側でこれだけ低重心にこだわった設計&思い切り軽量化したのに,
そんな重心の高いボディでいいのか!?という疑問は,なくもない.
でも,かわいいボディで緩く走りたいし,練習用のライドのボディも一つ手元にあるし,まあ何とかなるでしょう.

ちなみに個人的にかわいい…とは…
S寸=アルピーヌまたはミニクーパー(入手できん)
M寸=アルファロメオまたはスイフト
L寸=ビートル

…さて,ここで時間切れ…完成はもう少し先だな.
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