ハイエンドMシャーシ

【組立】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)②~バンパー作成→車重測定~

タミヤのアルファロメオ ジュリアのボディを使い,ウレタンバンパーをセットした.
…このボディは正面衝突のようなクラッシュをすると,バンパーより先にボディ端面がヒットして,
ボディポストへのダメージがでかい…今回の自作車の場合,ボディポスト→ストラットマウント→ロア&アッパーバルクの順に力を受けるので,具合がよろしくない.
…基本クラッシュNGだな.申し訳程度の処置として,ボディポストの固定はアルミネジにして,ヒット時はネジが折れるようにした.

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めでたくバンパーもできて,しれっとダンパーも取り付けたので,車重測定!!
軽量なアウターローターモータと,イーグル模型のLifeとの組み合わせで…929g!!…S寸車両とほぼ同じ重量だわ.

写真にはないけど,前側448gの後ろ側482gだったので,前後荷重比は48:52だった.
これがいいか悪いかは知らないけど,わずかにリア荷重が大きい方が走らせ易い…と聞いたことがあるような.それと,リアモータタイプのハイエンドツーリングが,確かこれくらいの荷重比だったとか.
まあ…知らんけど.
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あとはボディを塗れば,走行可能な状態といえるでしょう.
…というわけで,写真撮影!!

自己満足だけど,結構カッコイイと思おう.
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マスの集中も,前後左右のバランスもよさげ.輪重のアンバランスはほとんどないだろう.
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すべての部品がアッパーデッキよりも下側に搭載されており,TRF419X並みに重心は低い…はず.
(ストラットマウントの分重心高いって??そうだけど,ダンパー長はかなり短いし,Mシャーシとしては「低重心」シャーシの部類でしょう).
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フロント周り.ステアリングワイパーもアルミ製で,ガタはほとんどない.
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リア周り.バッテリー,スパー,アンプが所狭し.マスはだいぶん集中している.
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バッテリーはポリカ板で固定.シャーシの強度に対するアンバランス的な影響は少ないと思われ.何より取り外しが楽よね.
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写真としてはうまく取れなかったけど,リアはほんのわずかなバンプインの設定.
サスマウントを貫通して取り付けられたピロボールの位置をより高くすれば,バンプインが強めの味付けになる.不安定な挙動を感じたら変更しよう.
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シャーシ単体で観ると,…うん,悪くないんじゃないかな?ちゃんとセッティング出せれば走りそう.
4WDにガンベ脚の低重心仕様…走らせ易そう.稼働中の車両で一番走らせ易いTA07-GS(ガンベ脚のS寸)よりホイールベースが長い分,さらに走らせ易いんじゃないかな?あとはボディ次第かね.

【組立】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)①~なんちゃってハイエンドMシャーシ~

部品が一通り揃ったので,のんびりと組み立てを始める.

まずはロアバルク,バッテリーホルダーを緩く取り付け.ついでに前後サスマウントを取り付け.
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アッパーバルク,ダンパーマウント,アッパーデッキを緩く取り付け.
ロアデッキの平面が出ていることを確認して,ネジを本締め付け.

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アッパーバルクを外して,デフとベルトを搭載.
アッパーデッキ非解体で一式搭載できるのがポイント.
ちなみにデフは一番低い位置に固定.
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真横から見るとこんな感じ.意外とスパーの位置も低い.
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センタープーリー周りを拡大するとこんな感じ.
ベルトの取り回しがギリギリで,結構狭苦しいが,ワンベルトだしこんなもんでしょう.
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モーター取り付け!しれっとステアリングワイパーも取り付け.

今回はエンルートのCyclone 2700をチョイス.いつ買ったんだっけ…
モーター単体だとたったの60gだけど,使用感はスポチュンのようなトルク&回転数.
マイルドな特性で非常に扱いやすい.
ピニオンは32T,スパーは86Tでいずれも48P.ギヤ比は4.52.
車体が軽量なのと,タイヤ径が55mmなことを考えれば,こんなもんでしょう.
稼働しているS寸車両もこれくらいのギヤ比だけど,モーターの過熱とは無縁だし,たぶん大丈夫.

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ステアリングワイパーはシングルタイプとし,最近改造したS寸車両と同じく,XV01のアルミワイパーに自作プレートを組み合わせた.アッカーマンを変えたいときは,自作プレートを換装する.
この辺もシャーシ非解体でできるので,整備性は非常に良いはず.
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モーター周りはこんな感じ.…これは単に自分で観てニヤニヤするためだけの写真だわw
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前後サスアームを取り付け!
この辺の見た目が,ハイエンドMシャーシに見えなくもない.
…ハイエンドツーリングのキットなんて買ったことないし,ハイエンドレベルの精度は,当然自作車にはないのだから,当然「なんちゃって」レベル.

ちなみにピッチング剛性はガチガチ,ねじれ剛性も結構硬めだった.
スプリットアッパーデッキのS寸車両より若干硬いかも?
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メカを積んでサーボの位置調整&駆動系の動作確認!
サーボホーンがモータープレートに干渉するところがあったので,そこだけ削った.
駆動系については,ベルトの干渉などのトラブルはなさそう.
TA05ベースのL寸車両と同じく,受信機はバッテリー側に搭載して,
左右の重量バランスに配慮した.たぶん,これでほとんど左右同じ重さになったはず.…後で測ろう.
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あとはダンパーを準備して取り付けて,ボディに合わせたウレタンバンパーを拵えて,
たいやをつければ一応完成.
ボディはタミヤカスタマーに発注した「アルファロメオ ジュリア」に決まり.

…シャーシ側でこれだけ低重心にこだわった設計&思い切り軽量化したのに,
そんな重心の高いボディでいいのか!?という疑問は,なくもない.
でも,かわいいボディで緩く走りたいし,練習用のライドのボディも一つ手元にあるし,まあ何とかなるでしょう.

ちなみに個人的にかわいい…とは…
S寸=アルピーヌまたはミニクーパー(入手できん)
M寸=アルファロメオまたはスイフト
L寸=ビートル

…さて,ここで時間切れ…完成はもう少し先だな.

自作シャーシ:これまでの製作歴

子供のころに遊びで作ったものも含めると,これまで結構な量のシャーシを自作している.ここで,一度これまでの製作歴を整理することにした.
※徐々に写真等をつけて,記事を修正・バージョンアップしたい.

①フルサイズツーリング・MR車(写真なし)
・ベース車:TL01(ギヤのみ使用)
・製作年:2002
・備考:厚さ1mmのアクリル板の折り曲げによる,モノコック仕様.さすがに脆かった…

②フルサイズツーリング・ダイレクトドライブMR車(写真なし)
・ベース車:F103(スパー,デフのみ使用)
・製作年:2003
・備考:初のカーボン板切り出し+インボード型フロントサス.意外と軽くなかった気がする…長いスチールねじを多用しすぎたのがいけなかったな…

③フルサイズツーリング・ダイレクトドライブMR車(写真なし)
・ベース車:F103-GT(ほぼ流用,フロントサスのみTA04脚に変更)
・製作年:2008
・備考:フロントのみの小改造+スポンジタイヤ仕様.スピードは出たけど,操縦は難しかった.このころは安定させるためにリアトーインが必要,とか,リアサスは柔らかくしてグリップを稼ごう,とかそういう知識は何もなく,「ダイレクトドライブかっけー!」くらいにしか思ってなかった.普通に走らせて楽しむなら,普通のキットを最初は買うべきなんだな,と最近思うようになった.…ロクに買ってないけど.

④MシャーシM寸・RR車
仕事や学術で忙しかった時に「そうだ,ストレス解消にラジコンを作ろう」と思って,タミヤのM06を買った.ラジコンに手を出すのは7年ぶりだった.M06を選んだのは,ツーリングより一回り小さいサイズで,リアのオーバーハングにモーターがあるというデザインに強く心惹かれたのが理由.キットを作っているときの満足感は相当なものだったけど,完成してみて「意外と重いぞ…」と思ったので,自作に踏み切ることにした.とにかく,ミニで後輪駆動で軽快な走りがウリの車が,重いなんてありえない!ということで作った.
どこで知ったのか忘れたけど,アウターロータモータなんてものに手を出したので,モーターだけで100gは軽くできた.最終的には950gを切ったので,もともとの車から200gも軽量化できた.ただ,サーボをバッテリー前に搭載した結果,M寸になってしまい,手持ちのアルピーヌボディが搭載できなかったのが心残りだった.あと,ロールセンターがやたら低かったり,タミヤM脚だったりで,とにかくロールしやすくてハイサイドしまくりだった.今から思えば,走らせ易い車じゃなかったと思う.

・ベース車:M06(ギヤケース,サスアーム流用)
・製作年:2015
・備考:バッテリ縦置き,横置き両方可能.ステアリングの最大切れ角が小さくて微妙だった…150502M06MVH全景

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⑤MシャーシM寸・FF車
子供のころから「FFのRCカー」を作りたいと思ってた.で,FF03ベースに作ってみた.当然FF03なんて,キットで買ったこともなかったから,設計にかなり苦労した.この車もバッテリーの前にサーボを搭載したので,M寸だった.
最初はツーリング脚にツーリングタイヤを使っていたけど,サスアームを自作することで,ミニタイヤに換装した.やっぱりMシャーシのタイヤは小径でなくっちゃ.ちなみにアルミ板とメネジスペーサで作ったサスアーム…意外とこいつが頑丈で使い勝手もよくて,後々の自作車まで継承されている.車重はボディなしで910gくらいだった.
某模型店の屋上カーペットコースでは,グリップがそこそこ悪いコースということもあって,走らせ易く,FFっぽく前よりを支点に微妙にスライドしながら曲がるのがかっこよかった.屋内ハイグリップコースではハイサイドしまくりで大変だった.
ちなみにフロント周りに構造上の欠陥があり,クラッシュに弱く,破損してしまった.予備品はあるのでまた組めるけど,M寸ということもあり,現在非稼働.デザインはお気に入りなんだがなー…

・ベース車:FF03(ギヤケース流用)
・製作年:2015
・備考:アウトボードフロントサス使用.

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160121ミニタイヤ用サスアーム00

⑥MシャーシS寸・RR車
アルピーヌボディが乗るように,S寸でRRの車を作ろう!と思って,超特急で作った車.設計・製作期間は1か月程度だったと思う.「軽く・シンプルに!」に拘り,ダイレクトサーボと,メインシャーシに施した大胆な?肉抜きが特徴.あとは…フロントのみ自作サスアームを使った.設計に選択の余地があれば「軽くなる方」というコンセプトで,アホみたいに軽い車になった.なんせボディ込で1000gを切る超軽量仕様.走りはさすがにふわつくけど,むちゃくちゃ軽快な車に仕上がった.ハイグリップサーキットでは意外と扱いやすく,弱アンダーで,よく走った.それと,設計がシンプルだから,結構頑丈.運転下手な自分にはあり難い車だ.不満点があるとすれば…M06のギヤケースなのでちょっとうるさいのと,小径タイヤなのでちょっとローギヤードすぎるかなと.現在非稼働.

・ベース車:M06(ギヤケース,リヤサスアーム流用)
・製作年:2016
・備考:フロントのみ自作サスアーム.シンプル+軽量+高剛性でお気に入り.

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⑦MシャーシS寸・4WD車
あまりに自分が運転下手なので,「コースを選ばず走らせ易い車が欲しいなー」「ぶつけても大丈夫なように,ウレタンバンパーを大きくできる車がいいなー」と思って,ついに?4WD車に手を出した.設計期間7か月,描いて放置しては修正を繰り返した車.スリムなことと,バッテリー側に受信機を押し込めることに拘った.そのためだけに,ステアリングはスライドタイプを採用した.これまでステアリングワイパーの自作は経験があったけど,スライドステアは初めてだった.結果,メカ類のすべてがメインシャーシ直上に乗った構成になったため,やっぱり重心低そうで,見た目はハイエンドツーリングっぽい.さすがにRR車に比べると重いけど,きっと安定した走りが楽しめると思う.でももうちょっと軽くなんないかなー…
2017年2月に,試運転を行った.ダンパ-やタイヤ選びは適当だったけど、ほぼ初の4WD,それと,前後左右の重量バランスがほぼ取れているからか,やはり走らせ易かった.も少しグリップの高いタイヤに換装して,リヤダンパーを柔らかめにすると,もっといいかも.ただ,ドライバーが下手すぎて,シャーシの性能を全然フルに引き出せない.本当はもっと高速で曲がれるんだろうなー…そんな余裕は感じた.

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・ベース車:TA05ver2(モーターマウント,フロントベルト,バルク流用)
・製作年:2016~2017
・備考:ロングサスアームで走らせやすさを高める仕様.タミヤM車脚にも対応.

⑧MシャーシS寸・FF車
4WD車を設計している最中に,思い立ったように作りたくなったS寸FF車.4WD車を作っているうちに,直感的に「今ならS寸のFFが設計できる!」と思って描き上げた.特に,M寸のFF車から見えた「設計の改善点」を反映させて,フロント周りの構造としては,少しは頑丈になったはず.ギヤケースの選定に紆余曲折があったけど,結果的にはいい車ができたと思う.この記事を書いている今日現在,まだ走らせてないので,走りはともかく,設計の結果としては,今までの自作車で一番満足している.何故って,S寸でバッテリー縦置きでメカ類をすべてメインシャーシ上に平積みしたFF車って,メーカ製でも自作でも見たことないから.あとは…やっぱりFFという構造が,個人的に心に刺さるんだよな…
こいつも2017年2月に試運転してみた.思ったより走らせ易い.ただラフな操作をすると巻くので,もうすこしリアのリバウンドを増やして,バネを柔らかく,ダンパーをちょっと固めにするといいのかも.やはり,前より支点でちょっとスライドするのがかっこいい.速度域はスポーツチューンくらいがいいかなー。

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・ベース車:FF03 EVO(ギヤケース,フロントダンパーマウント流用)
・製作年:2016~2017
・備考:フロントインボードサス+前後自作サスアーム仕様.

⑨MシャーシM,L寸・MR車
タミヤからM07(M,L寸)が発売されたことを受けて,S寸以外の自作車を一台どうしても作りたくなった.でも4WDは部品数も多いし,メンテが大変.FF,RRは一度はM寸で作り,再製作のS寸でやりきった感が強い.…ロングホイールベースなら,MR車でも結構いけるんじゃないか?後輪駆動車はフロント周りがシンプルでクラッシュしても壊れにくいような設計が容易だし,モーターがオーバーハングにないのでボディも選びやすい…それに,一番最初に製作した車もMR車だったので,原点回帰でいいかもしれない…ということで設計することにした.最初は高速サーキット前提でL寸メインの設計だったが,”一応”M寸にも出来るようにした.「シンプル+軽量」は拘りたいけど,軽量にするほどボディ込での重心が上がり,減速時のトラクション抜けが起きやすい.よって,これまでの自作車で使用していた軽量アウターローターモーターではなく,540サイズのブラシモーターを前提とし,低重心と,リヤ荷重比60~65%程度でトラクションを稼ぐことを狙って設計した.加えて言うなら,ある程度車重がある方が,相対的なバネした質量が軽くなるので,タイヤの路面追従性も良いはず.レイアウト的な設計の難易度は…簡単だった.M寸やL寸のように,S寸に比べてスペースがあると,まあ設計が楽.代わりに,今回はモータープレートをアルミで自作することにしたので,製作難易度は意外と…というより,今までで一番高いかも知れない.
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・ベース車:FF03(ギヤケース流用)
・製作年:2017
・備考:初のホイールベース可変,前後自作サスアーム仕様.


MシャーシL寸・4WD車

これまでの自作車を試運転をしていて,走らせ易くてメンテしやすい4WDの自作車があるといいな,と思って設計することにした.走らせ易さは低重心・L寸・4WD・ストラットサス(ガンベイド脚)に求め,設計を工夫することでメンテしやすい整備性の確保に努めることにした.もともとBD7mini脚を構想していたけど,ガンベ脚でリクエストを戴いたこと,BD7mini脚が意外と柔らかかったこと,考察してみたら,ガンベのストラットサスが力学的に非常に理にかなった構造に思えたので,思い切ってガンベ脚で作成することにした.
結果,ガンベ脚,モーターマウントの自作等々,これまで会得したノウハウを全部つぎ込んだ自作車になり,L寸とはいえそこそこ満足のいくものが出来た.
試運転してみたが,これがとても走らせ易い.安定しているし,速いし.ただ,まったく同じアライメントで作ったTA07ベース車はそこまで走らせ易くない.重心の高さの違いか,それとも前後のデフの違いか(TA05ベース車はボールデフ使用)
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・ベース車:TA05(スパー・バルク流用),ガンベイド(サスアーム流用),TA06(ボールデフorダイレクトカップリング)
・製作年:2018
・備考:初のガンベ脚,整備性と低重心に拘った設計.


MシャーシL寸・4WD車
TA05ベースで設計を進めていたが,部品の入手性の良さと,整備性の向上の観点から,TA07ベース車も設計した.スパー&プーリーを反転させて,スパーをシャーシ非解体で交換できる構造に拘った.
整備性は文句なしだが,なぜか走らせ易さはTA05ベース車に一歩劣る…
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・ベース車:TA07(スパー・プーリ・バルク流用),ガンベイド(サスアーム流用)
・製作年:2018
・備考:初のガンベ脚,TA05ベースと同時製作,TA07ベースで整備性に拘った設計.

⑫MシャーシS寸・4WD車

これまでの自作車を整理していたら,S寸ボディのストックが結構あることに気付いた.ただS寸で稼働していた4WD車はTA05ベースで,整備性に難がある…いっそTA07ベースで整備性に優れたシャーシを作ってフラっと走らせよう!と思って設計した.
S寸ということは荷重移動が急峻だろうから,低重心化を図るため,TRF419xのバルクを使用することにした.脚周りはガンベイドのストラットサスで走らせ易くなるように…ここまでくるとベース車が何なのかわからない…
出来は…これまでの経験とノウハウを詰め込んで,かなり精度よく加工できた.見た目も整備性の良さも,一番のお気に入りになりそう.
ただしS寸…やっぱりちょっとピーキーかな…

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・ベース車:TA07(駆動系流用),ガンベイド(サスアーム流用),TRF419x(バルク流用)
・製作年:2018
・備考:ガンベ脚,整備性と低重心に拘った設計.


⑬MシャーシM寸・4WD車
数年ぶりにラジコンを再開!したら,やっぱり作りたくなってしまった.
M寸のシャーシだけないのも寂しいなあ…ということで,「M寸で,見た目ハイエンドなシャーシを作ろう!」というモチベーションで設計した.といっても,整備性や予算の兼ね合いで,基本構造は前作のS寸車両の設計を踏襲した.
出来は…文句なしにこれまでで一番でしょう.ただバルクは手持ちのTRF419Xのモノを使い,予備品がないため,気を付けて運転しないとダメだなorz
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⑭MシャーシM寸・4WD車
手持ちのTA05バルクの予備品が大量にあったので,そいつを使って自作シャーシを錬成することにした.MTC2のセンタープーリーを使ってスパー交換が容易となるレイアウト&前後等長ベルトにこだわってみた.出来は良いと思う.でもバッテリーの固定方法がイマイチ…前作の方がよかったなorz
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・ベース車:TA05&MTC2(駆動系流用),ガンベイド(サスアーム流用),TA05(バルク流量)
・製作年:2023
・備考:ガンベ脚,整備性と低重心に拘った設計.
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⑮MシャーシM,L寸・MR車
ビートルボディで走らせたいけどL寸の自作シャーシがすべて設計難ありで解体してしまったので,もう一台作ることにした.手持ちにFF03のギヤケース予備品がたくさんあったので,こいつを使って…となると昔に作ったMRレイアウトのシャーシの改良版がよかろう…ということで製作!
ステアリング周りはダイレクトリンケージとし,ギヤボックスとアッパーデッキの接合部に改良を加えた以外は,サスアームとモータープレート一式は前作をそのまま流用する「手抜き」設計とした.
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⑯MシャーシL寸・4WD車
軽量のアウターローターモーターで軽快に走る4WDのフォルクスワーゲン・ビートルが欲しくなった…!ので,手持ちのTA05バルクの予備品を使って設計した.
前々作と同じくMTC2のセンタープーリーを使った前後等長ベルトとし,使用するモーターのサイズに応じてスパーとセンタープーリーの位置関係を反転できる可変レイアウト仕様とした.
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・ベース車:TA05&MTC2(駆動系流用),ガンベイド(サスアーム流用),TA05(バルク流量)
・製作年:2024
・備考:ガンベ脚,整備性と低重心に拘った設計.

Mシャーシはもともとメーカ製でもレイアウトが多様で,駆動方式の違いが楽しさの一つでもある.また,ツーリングと同じサイズのモータやメカ類を,一回り小さいシャーシに詰め込むので,設計の難しさがあり,反面工夫やオリジナル要素を盛り込むことがとっても楽しかった.ツーリングサイズなら,ここまでハマらなかったと思う.どうせハイエンドシャーシみたいなベルト4WD一択になるから.
24年3月現在,4WD(ガンベ脚のM,L寸)とMR(L寸)の3台が稼働中.走らせて楽しみたい.
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