ガンベイド

【製作③】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改2)

切り出した部品が問題なかったので、方眼紙を剥がして組み立てに着手!!

まずはロアデッキに対してロアバルク、モータープレート、ステアリングポスト、サスマウントあたりを取り付け。ここまではまだネジは仮組みとして緩く取り付け。

PXL_20230812_042818943

次にベルトを設置してからアッパーデッキを取り付け。平面が出ているようならここでねじを本締め付け。
PXL_20230812_044218493


モーター、センタープーリ、前後のデフプーリを取り付け。ここでベルトテンションも調整しておく。
前後等長ベルトにTA05のバルク…うん、ちっちゃいTA05だね、見た目は。
PXL_20230812_051004296

スパーギヤも取り付け。今回は手持ち品の中から111Tのスパーと42Tのピニオンを選定。
(というより、モーターの取り付けの都合上、メンテナンスホールがある大径スパーを選定する仕様)
スパーは04モジュール、ピニオンは64Pで微妙に規格が違うが、実際つけてみると問題なく滑らか!

なお、ここはMTC2の部品を採用したところで、TA05とはスパーとセンタープーリーの位置関係が逆なのだ。要はスパーが外側に来ているから、スパーの交換が楽ちんな構造だ。これ大事。

PXL_20230812_052613322


前後ともサスアームとストラットマウントを取り付ける。ここまでくるとグッとクルマっぽくなってくるね。
PXL_20230812_084353668

さすがMTC2のセンタープーリ…クリアランスが本当にギリギリで、モーターとバッテリーを可能な限りセンターに寄せることができそうな雰囲気だ。
PXL_20230812_084432493
PXL_20230812_084454442


ちなみに今回も左右バランスの都合上「バッテリー側に受信機を配置したい」と思っていたので、
バッテリーの前、ステアリングワイパーの上にマウント用のプレートを渡して受信機を取り付ける設計にした。下の写真の皿ねじ2か所で固定されているプレートがそれだ。
PXL_20230812_084618224
PXL_20230812_084712381

メカ類を設置した。モーターの後ろ側にアンプ、前側にサーボ、バッテリーの前に受信機というレイアウトだ。
ちなみに左右の重量で言うとこんな感じ。概ね左右のマスバランスはとれているはず。

右側…バッテリー220g、受信機10g
左側…アンプ38g、モーター172g、サーボ35g
PXL_20230812_124635504

うーん…かっこいい(自己満足の瞬間)
PXL_20230812_124655996


最後にタイヤを取り付けて、メカ類の動作確認をして一区切り。
PXL_20230812_133854835
PXL_20230812_133903285
PXL_20230812_133946264

あとはウレタンバンパーを作って、ボディポストを立てれば完成だ!
…というところで時間切れ。明日から帰省なので続きは…10日後くらいかな。
ものづくりの情熱が冷めないうちに…8月末までには完成させて9月には何としても、何としても試運転に行きたいところだ。

【製作①】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改2)

モータープレートの製作に取り掛かった。
今回も厚さ3mmのジュラルミン板が材料だ。

まずは諸々の穴あけ。モーター缶の中心部は直径12mmの穴になるようにリーマで広げる。
これがめんどい…

PXL_20230807_143546023.MP

540モーターがぴったりはまるまで穴を拡張できればOK!
PXL_20230807_143617746

そこからバンドソーで切り出し。
PXL_20230810_003427344

再度仮組、問題なくできていそう…!
穴の位置決めなども大丈夫そうならやすり掛けで仕上げて、方眼紙を剥がせば完成だ。
毎度のことながら、モータープレートは一番面倒で気を遣う…ので、これができると残りの製作に弾みがつく。

PXL_20230810_003544832.MP



【設計】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改2)

さて8月に5日ほど一人時間を貰えそうなので、自作シャーシを一台作ることにした。
時間が短いこともあって、完成できるか五分五分かなー。。

今回は完成後の目標を定める。それは、、
「20年前に買ったスポチュンを使いつぶす」「7年前に買ったGT-チューンのブラシを1回は交換が必要になる」まで走りこむことだ。
要は走らせよう!!なんだが、「去年に作ったTRF419xバルクの自作シャーシのデキに満足しているけど、予備品に乏しいので走らせるのに躊躇するなあ」ってことで二の足を踏んでいる事情もあるので。


さて基本コンセプトを列挙すると、
TA05バルクの消費、スパー交換が容易なレイアウト、M寸、ガンベ脚、540のブラシモーター前提…で、これを満たすような設計に苦労している。
ガンベ脚のステアリングとTA05バルクの相性がまず悪いが…ギリギリで成立しそう。

というわけで、主要部品はこんな感じ。
・バルク→TA05(うちに未使用ストックが3セット、Squareのアルミバルクも1セットある!!!買いすぎたw)
・センタープーリー…MTC2
・脚…ガンベイド
・ステアリングワイパー…M05アルミレーシングステア
・ベルト…三ツ星製、315mm×2の前後等長

…これ、去年作ったクルマもそうだけど、もはやベース車が何かわからんな。。。
とりあえず「バルクがTA05」で前後等長だから、
一応TA05ベースの自作Mシャーシ(M寸)ってことにしよう。


230722_図面01

余談だけど、前後等長ベルトなので、センタープーリ軸の位置決めがかなりシビアだ。
設計値からずれると、前後両方のベルトに効いてくる。
バルク側で吸収できるのはプラスマイナス0.5mmくらいだからなんとかなると思うが…
そこは慎重に作ろう。

【組立】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)②~バンパー作成→車重測定~

タミヤのアルファロメオ ジュリアのボディを使い,ウレタンバンパーをセットした.
…このボディは正面衝突のようなクラッシュをすると,バンパーより先にボディ端面がヒットして,
ボディポストへのダメージがでかい…今回の自作車の場合,ボディポスト→ストラットマウント→ロア&アッパーバルクの順に力を受けるので,具合がよろしくない.
…基本クラッシュNGだな.申し訳程度の処置として,ボディポストの固定はアルミネジにして,ヒット時はネジが折れるようにした.

RIMG1496
RIMG1499

めでたくバンパーもできて,しれっとダンパーも取り付けたので,車重測定!!
軽量なアウターローターモータと,イーグル模型のLifeとの組み合わせで…929g!!…S寸車両とほぼ同じ重量だわ.

写真にはないけど,前側448gの後ろ側482gだったので,前後荷重比は48:52だった.
これがいいか悪いかは知らないけど,わずかにリア荷重が大きい方が走らせ易い…と聞いたことがあるような.それと,リアモータタイプのハイエンドツーリングが,確かこれくらいの荷重比だったとか.
まあ…知らんけど.
RIMG1501

あとはボディを塗れば,走行可能な状態といえるでしょう.
…というわけで,写真撮影!!

自己満足だけど,結構カッコイイと思おう.
RIMG1503
RIMG1506
RIMG1507
RIMG1517

マスの集中も,前後左右のバランスもよさげ.輪重のアンバランスはほとんどないだろう.
RIMG1512

すべての部品がアッパーデッキよりも下側に搭載されており,TRF419X並みに重心は低い…はず.
(ストラットマウントの分重心高いって??そうだけど,ダンパー長はかなり短いし,Mシャーシとしては「低重心」シャーシの部類でしょう).
RIMG1514


フロント周り.ステアリングワイパーもアルミ製で,ガタはほとんどない.
RIMG1518

リア周り.バッテリー,スパー,アンプが所狭し.マスはだいぶん集中している.
RIMG1520
RIMG1522

バッテリーはポリカ板で固定.シャーシの強度に対するアンバランス的な影響は少ないと思われ.何より取り外しが楽よね.
RIMG1523

写真としてはうまく取れなかったけど,リアはほんのわずかなバンプインの設定.
サスマウントを貫通して取り付けられたピロボールの位置をより高くすれば,バンプインが強めの味付けになる.不安定な挙動を感じたら変更しよう.
RIMG1525

シャーシ単体で観ると,…うん,悪くないんじゃないかな?ちゃんとセッティング出せれば走りそう.
4WDにガンベ脚の低重心仕様…走らせ易そう.稼働中の車両で一番走らせ易いTA07-GS(ガンベ脚のS寸)よりホイールベースが長い分,さらに走らせ易いんじゃないかな?あとはボディ次第かね.

【組立】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)①~なんちゃってハイエンドMシャーシ~

部品が一通り揃ったので,のんびりと組み立てを始める.

まずはロアバルク,バッテリーホルダーを緩く取り付け.ついでに前後サスマウントを取り付け.
RIMG1492

アッパーバルク,ダンパーマウント,アッパーデッキを緩く取り付け.
ロアデッキの平面が出ていることを確認して,ネジを本締め付け.

RIMG1495
RIMG1497

アッパーバルクを外して,デフとベルトを搭載.
アッパーデッキ非解体で一式搭載できるのがポイント.
ちなみにデフは一番低い位置に固定.
RIMG1500
RIMG1502

真横から見るとこんな感じ.意外とスパーの位置も低い.
RIMG1506

センタープーリー周りを拡大するとこんな感じ.
ベルトの取り回しがギリギリで,結構狭苦しいが,ワンベルトだしこんなもんでしょう.
RIMG1507
RIMG1510


モーター取り付け!しれっとステアリングワイパーも取り付け.

今回はエンルートのCyclone 2700をチョイス.いつ買ったんだっけ…
モーター単体だとたったの60gだけど,使用感はスポチュンのようなトルク&回転数.
マイルドな特性で非常に扱いやすい.
ピニオンは32T,スパーは86Tでいずれも48P.ギヤ比は4.52.
車体が軽量なのと,タイヤ径が55mmなことを考えれば,こんなもんでしょう.
稼働しているS寸車両もこれくらいのギヤ比だけど,モーターの過熱とは無縁だし,たぶん大丈夫.

RIMG1526

ステアリングワイパーはシングルタイプとし,最近改造したS寸車両と同じく,XV01のアルミワイパーに自作プレートを組み合わせた.アッカーマンを変えたいときは,自作プレートを換装する.
この辺もシャーシ非解体でできるので,整備性は非常に良いはず.
RIMG1532

モーター周りはこんな感じ.…これは単に自分で観てニヤニヤするためだけの写真だわw
RIMG1541

前後サスアームを取り付け!
この辺の見た目が,ハイエンドMシャーシに見えなくもない.
…ハイエンドツーリングのキットなんて買ったことないし,ハイエンドレベルの精度は,当然自作車にはないのだから,当然「なんちゃって」レベル.

ちなみにピッチング剛性はガチガチ,ねじれ剛性も結構硬めだった.
スプリットアッパーデッキのS寸車両より若干硬いかも?
RIMG1545
RIMG1547
RIMG1550

メカを積んでサーボの位置調整&駆動系の動作確認!
サーボホーンがモータープレートに干渉するところがあったので,そこだけ削った.
駆動系については,ベルトの干渉などのトラブルはなさそう.
TA05ベースのL寸車両と同じく,受信機はバッテリー側に搭載して,
左右の重量バランスに配慮した.たぶん,これでほとんど左右同じ重さになったはず.…後で測ろう.
RIMG1563
RIMG1564
RIMG1567


あとはダンパーを準備して取り付けて,ボディに合わせたウレタンバンパーを拵えて,
たいやをつければ一応完成.
ボディはタミヤカスタマーに発注した「アルファロメオ ジュリア」に決まり.

…シャーシ側でこれだけ低重心にこだわった設計&思い切り軽量化したのに,
そんな重心の高いボディでいいのか!?という疑問は,なくもない.
でも,かわいいボディで緩く走りたいし,練習用のライドのボディも一つ手元にあるし,まあ何とかなるでしょう.

ちなみに個人的にかわいい…とは…
S寸=アルピーヌまたはミニクーパー(入手できん)
M寸=アルファロメオまたはスイフト
L寸=ビートル

…さて,ここで時間切れ…完成はもう少し先だな.
ギャラリー
  • 【製作④、完成】自作Mシャーシ・L寸
  • 【製作④、完成】自作Mシャーシ・L寸
  • 【製作④、完成】自作Mシャーシ・L寸
  • 【製作④、完成】自作Mシャーシ・L寸
  • 【製作④、完成】自作Mシャーシ・L寸
  • 【製作④、完成】自作Mシャーシ・L寸
  • 【製作④、完成】自作Mシャーシ・L寸
  • 【製作③】自作Mシャーシ・L寸
  • 【製作③】自作Mシャーシ・L寸
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

スポンサードリンク
楽天市場
  • ライブドアブログ