自作Mシャーシ(RR, S寸)

M06(自作RR車) メンテナンス ②

時間が取れなくて、現状確認で終わっていたM06(自作RR車)のメンテナンスに、ようやく着手した。

まずは外観を清掃して、ギヤを交換。

161023清掃01
161023清掃02

ギヤが砂を噛んで欠けている。これがけたたましいギヤ鳴りの原因だった。
手持ちに強化ギヤがないので、ノーマルのギヤに換装した。

あとはアウターロータモータをばらす。
といっても、止め和で固定されていないタイプなので、
ピニオンを外すと、ローターがすっぽりと取れる。
161023清掃03

中に砂が…。砂鉄なのだろうが、磁石にくっついている。
これも取り除いて、原状復帰。

161023清掃04

ダンパーの動きは正常っぽかったので、交換しなかった。
次走らせられるのがいつになるかわからないが、
取りあえず手持ちの車で唯一「走れる状態」に戻った。

今後の態勢だが…どうしようか。めいいっぱい頑張れば、下記シャーシが走行可能になる予定だ。
★自作RR車(M06ベース)
★自作4WD車(TA05ver2ベース)
〇自作FF車(FF03ベース)
〇M05(ノーマル)
〇M06(ノーマル)

上記5台をすべて維持とか…保管場所諸々が厳しすぎる。
最低でも自作RR車と4WD車(星マーク)は稼働できるようにしたい。
FF車はボディ選ぶのと、壊れやすいのとで、結構労力かかるなあ…
なんだかんだ言って自作RR車が一番維持が楽。

自作Mシャーシ(RR)製作録⑨

RR車は部品製作数が少ないので,製作手順にある,RR車専用に製作しなくてはいけないアルミ部品は,シャーシガード一つだけである.

タミヤ車なら樹脂のバンパーマウントでカーボンシャーシをガードすると思うが,自作Mシャーシではこうしたシャーシガードも専用に設計してある.その方がオーバーハングを詰められるからだ.

さて,下の写真がシャーシ前端と,アルミのシャーシガード.ガードとシャーシは,写真の通りポリカ板で固定する.

160934ガード00

このポリカ板がミソで,しなやかで割れず,スペア作成も容易なので,シャーシ前端の小部品はポリカ板で作ることが多い.
160934ガード01

真裏から見るとこんな感じ.ガードをポリカ板に,M2の皿ねじ4本で固定する構造とした.
M2にしたのは,もちろんオーバーハングを詰めるためと,軽量化のためだ.
160934ガード02

走らせた後のシャーシ裏を見ると,こいつがかなりしっかり仕事しているのがわかる.
これがないとカーボンの繊維がめくれて,シャーシの寿命が大幅に縮むのだ.
なんてことない小さな部品だけど,とっても重要な部品だ.

自作Mシャーシ(RR)製作録⑤⑥~詳細設計~

RR車は後輪周りの設計がほとんどないので,製作手順の設計としても,もう終盤である. シャーシは基本的にダブルデッキ構造だが,アッパーデッキは3分割構造とした.
特に,シャーシ前方のアッパーデッキは,
・バンパーマウント
・サーボマウント
・フロントサスアーム取り付け
を兼ねる.
また,フロントのサスペンションステーは二通り設計した.左右対称の部品なので,右(上)側と左(下)側とで設計している.いずれもステーはボディマウントも兼ねる構造となっている.
160907図面02

なお,このシャーシもロープロサーボを前提としている.
アナログサーボが基本的に好きだけど,このシャーシのコンセプトは「軽さ!」なので,
軽量なタミヤのロープロサーボを搭載することにした.ケースとギヤーが別売りされてないのがつらいけど,いかんせん軽い!シャーシ全体への軽量化にも大きく貢献してくれるはずだ.

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M06 メンテナンス ①

さて、製作録もまだ途中だけど、完成車そのものは稼働しているわけで…
メンテナンスやセッティングも機会を見てご報告したい。

8月末に閉店になったサーキットで、M06をひたすら走らせた。
Life2200バッテリー×2本で、1時間くらい。
…燃費良すぎ…

160910メンテ前00

屋外コースでグリップが厳しいコースだったけど、
タイヤが当たったのか、結構走らせ易かった。

…で、メンテナンスだ。
走っていて挙動が変だったなーと思ったら…
160910メンテ前01

160910メンテ前02

フロントアッパーアームの支点となるピローが緩んで、
そのうえ曲がっていた。
おそらく、緩む→曲がるの順だろうけど、
これは当然交換だな。

あとメンテすべきは…
・モーター清掃(アウターロータ内の砂出し)
・アイドラー、カウンター、ピニオンギヤ交換(砂を噛んで異音発生、砂を取り除くもギヤに痛みあり)
・前後ダンパー(可能ならOリングも)

…そういえば、今回走らせた車って、どんなセッティングだっけ(爆)
前回走行(5月)から、フロントタイヤだけ変えたような…

というわけで、手製のセッティングメモも更新する。
160910セッティングメモ

このメモ…デフの記載がないじゃないか…デフはノーマルのギヤデフです。
あと、デフギヤは、ジョイント側がスプラインのタイプを使っている。
明らかにこっちのほうがギヤ音が小さいし。
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こう見ると、結構なハイスピードモーターを積んでいる。
あと、サスペンションが考えうる限り柔らかくなっている。
まあ、ボディ込車重が1,000 g切るくらいだし、もっと柔らかくしたいくらいかも。
とりあえず上記サスセッティングなら、路面グリップに合わせてタイヤを選定すれば、
「まずまず走る」ポイントのようだ。
まあ、シミズ金型のタイヤのグリップに全面的に頼っているのだが…

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あと、ハイグリップ路面で走らせたときにも思ったけど、
この車、Mシャーシなのにあんまりロールしない。
ハイサイドするときも「ロールしまくってハイサイド」というだ感じではない。
フロントサスのジオメトリが、「ロールセンター」高めだからだろう。

さて、掃除して部品をぼちぼち交換しなくては。


自作Mシャーシ(RR)製作録④-2~ラフ設計~

ギヤケースより前側だけ設計すればいいので、設計はサクサク進む。

今回の追加のこだわりは、「左右対称」だ。
バッテリーとサーボが真ん中の配置なので、さして難しいことではない。
欠点といえば、ロープロサーボに限定されるくらいだけど、
前輪は駆動しないし、そんなにサーボのトルクも必要ないだろう。

あと、シンメトリーなシャーシは、片側だけの図面で十分なので楽々。
160907図面00

横からみた図。気が向いたら追記するけど、カーボンダブルデッキで、
シンプルながらとっても頑丈。
前輪側はスキッドをつけている。

160907図面01

作る部品がA3一枚で済むんだから、本当にシンプル。これで結構かっこいいのができるんだから、
やっぱり設計って重要。
ギャラリー
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