ここまできたら,あとは作るだけ.
まずはシャーシ製作用の型(ポリカ)を作る.写真がないので文章で手順を書くと…

1)無色透明の厚さ2mmポリカ板を購入
2)ポリカ板に方眼紙を貼り付け
3)方眼紙に設計図の片側分を書いて,穴あけ個所に慎重に穴あけ(ノウハウ※が必要)

※穴あけをしたポリカ小片を穴あけ個所にあてがって,ドリルのガイドにする.

今回のシャーシは完全にシンメトリーなので,方眼紙に描くのは片側半分で良い.
むしろその方が,ポリカの型を使ってカーボン板に穴をあけるときに,
完全に左右対称になるので都合がよい.

型ができたら,いよいよカーボン板の切り出しである.
まずはカーボン板にも方眼紙を貼って,方眼紙の上に部品図を描く.

160227シャシ切り出し前01

写真は0.5mmのシャープペンで描いたものだが,
間違いなく描けていることを確認したら,赤ボールペンで,線を濃くなぞる.
シャープペンの線のままだと,切り出すときに出てくるカーボンの粉末で
線がわからなくなる.
赤ボールペンだと,線が見やすいのと,方眼紙が汚れても消しゴムできれいに戻るので,一石二鳥なのだ.

実際切り出したのが次の写真.

160227シャシ切り出し後00

なお,穴あけには超硬ドリルを使った.超硬ドリルなら何でもいいと思うけど,
個人的に使っているのはPowerSonicのドリル.ベニヤみたいに穴が開くし,
ドリルも傷まない.

いつでもポイント10倍! Power sonic 超硬ドリル 3.0mm
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切り出しは,手動でやるならピラニア糸鋸の「ダイアモンド替え刃」.
こちらは東急ハンズで購入した気がする.

RR車は部品が少なくて楽だ.完成まで一気に進む!