TA07ベース車もメカ類を積んでバンパーを搭載して,一応完成した…!
メカの取回しまで楽だった.とりあえず,当初の「とにかくメンテが楽な車」というのは,達成できたのだと思う.
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純正のTA07と比べて,スパー(駆動プーリ)を反転させたレイアウトで,ギリギリまでバッテリーがセンターに寄っている.アウターローターモータにロープロサーボで,スリム.TA05ベース車に比べても,わずかにスリムだ.
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高さでいうと…アッパーデッキやスパーの取り付け位置が高い.まあ,でも十分低重心に見える.写真では見えないけど,デフの搭載位置がTA05ベース車よりも2mmちょい高い.これがどれだけ走りに影響するかはわからないけど.
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ダンパーのみCVAスーパーミニなのも,TA05ベース車と同じ.
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気になる車重は…921g!!…思った以上に軽い.TA05ベース車より20gも軽い…この差はどこから来るのだろう…シャーシはほぼ同じ面積で,メカ類は同じなので…バルクが軽いのか…
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TA05ベース車(右)とTA07ベース車(左).また2台も作ってしまった.いつ試運転できるだろう…よし試運転したとして,その後月に1度も走らせられないな…
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5月13日ラジ天にて,思い切って試運転を実施した.「よく曲がるし巻かない」という意味では,これまでの自作車の中で一番運転しやすい.前後スルスルのギヤデフTA07ベース車よりは,前後ボールデフのTA05ベース車の方が運転しやすかった気がする.ただ,時間がたつにつれタイヤのグリップがあがり(上級者クラスのグリップ剤の影響か…),オーバースピードで簡単に横転するようになった.まあ,重心が高いワーゲンボディだからある程度は仕方ない.フロントリバウンドはほとんどゼロにしているので,こうなるとタイヤのグリップを落とすか,トーアウトきつめにして十分減速するか,かなあ…後日Tamtaで試運転を実施した.こちらのコースの方がコンパクトでグリップも低めだった.TA05ベースはとても走らせ易かった.…スピードオーバーにさえ気を付ければ.いかんせんドライバーが下手すぎるorz…TA07ベースはフロントをダイレクトカップリングに換装したけど,舵を切った方向にグイグイ引っ張られるのか,ハンドリングがシビア過ぎて扱いづらかった.セッティングが固まってないところで,クラッシュでナックルのキングピン付け根部分が折れてしまった.まあ,自作部品が無事だから新品補充すればいいだけだが.
いずれにせよ,シャーシ側に余裕がありそうで,気楽に走らせるにはいい車が出来たんだと思おう.

「メンテしやすい4WDのL寸の自作車があればいいんじゃね」なんて構想から始まった今回の製作.ガンベ脚を使ってみたり,TA05ベースで設計が終わった直後にTA07ベース車の構想を得たり,TA05ベース車の設計図がもったいないから両方作ってみたり…迷走しまくった3か月だった.結果は…まあ,いい車が出来たと思いたい.今度こそ,しばらく新しい自作車を作ることはないだろう.これまで作った自作シャーシも飽和気味だし,維持しきれない(S寸の自作車は4WD車を残してほぼ解体,非稼働だし).頻度はわからないけど,L寸の自作車をメインに,フラッと走らせて楽しみたい.