少しずつだが作り進める.部品が足りないので,すでに製作済みの自作FF車(S寸!)から部品どりして組んでいく.FF車は自作車の中でも念願だったけど,ショートホイールベースで,重心が高くて,FFという構造上,特に減速時の荷重移動が急峻過ぎて,うまく扱えなかった…orz

まずはTA07べース…切り出したシャーシから方眼紙をはがして,どんどん組んでいく.サーボやサスアームを組み付けて,妙な干渉が起こってないか確認する.
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後ろ側から見たシャーシ.これだけでも,テンションプーリやスパーへのアクセスがいいことがわかる.アッパーデッキの取り付け位置が高いけど,シンメトリーな構造はかっこいいと言えなくもない.
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書き忘れた気がするけど,ベルトテンショナー(…というより,ベルトとピニオンとの干渉を避けるためのベアリング)は,内径5mm,外径11mmと,なるべく大径のフランジベアリングを採用している.これも駆動ロスを減らすための涙ぐましい?工夫.「ワンベルトは高効率」などと,どこかに書いてあったけど,Kawada模型のシグマのように大径プーリを使うならまだしも,ベアリングも多いし,テンショナーでベルトの曲げが発生する以上,オーソドックスな2ベルト構造より駆動効率に優れることは考えにくい気がする…実際,同時並行で進めているTA05ベースの方が,まだ駆動が”軽い”気がする..
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上から見るとこんな感じ.ステアリングリンクはシャーシ中央に一点止め.サスアームよりステアリングロッドが長いので,バンプインを防ぐため,ロッドは若干”万歳”気味で調整.
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まだ製作途中だけど,前面視で撮影してみた.ダンパーはCVAを前提に,サスアーム,ダンパーステーともピロボールで接続する構造.ガンベイドなら,アッパーデッキ(ストラット)に接続するのだが,メンテ性や部品の共通化を考えて,このような構造にした.
それにしても,TA07ベースは,ワンベルトであるため,ギヤデフプーリの取り付け位置が高い.シャーシ底面から21.5mm(TA05ベースより2.5mm高い!).これは,前後のプーリをつなぐベルトとシャーシ底面との干渉をさけるための措置なんだろうが,小径タイヤのMシャーシでは,ドライブシャフトが前から見て”ハノ字”気味になるのと,どうしても重心が高い気がする…
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