MR車のラフ設計とコンセプトが概ね固まった.
設計していて気付いたけど,一番最初に自作したのもMR車だった.あれからいくつかシャーシを設計して,どれだけのものが作れるようになったのだろう…そういう意味では自分の成長が見られるかもしれない.

コンセプト:原点回帰
・L寸ベースの設計(M寸には変更可能)
・540サイズブラシモーター前提(リヤトラクションと低重心化のため)

まず「巻き」の原因になるリヤのトラクション不足は,単純にリヤ荷重を稼ぐしかない.モーターはリヤ寄りミッドシップなので,540サイズの重いモーターの方が良い(単にアウターロータ用のモーターアダプタが足りず,追加製作の予算は厳しい…).
ブレーキ時のフロントへの荷重移動とリヤトラクション抜けを物理的に考察すると,考えてみればホイールベースが長く,重心が低いほど荷重移動が少ない(トラクション抜けが起きにくい).シャーシが軽いほど,ボディ込での重心は高くなるので,シャーシが軽すぎるとリヤのトラクション抜けがしやすい.
となると,モーターは540サイズの方が走らせ易い可能性が高い.
まあ,一番最初に作ったシャーシもMR車で540サイズモーターだったから,原点回帰っぽくていいかなと.

ところで,FF03のギヤ周りの部品を追加発注していたけど,FF03そのものがマイナーで7年前?のシャーシなので,メーカサイドとしても再製作の予定がない部品もあるそうな.買えるものは買った方がいいな…

171007ラフ設計図