2022年04月

【製作】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)④

メインシャーシの製作に着手!

まずはポリカ型を作成.方眼紙をポリカ板に貼って,片側に穴あけ.
で,別のポリカ板に転写.いつも通り,左右対称が保証されたメインの型を作る.

RIMG1491

カーボン板に方眼紙を貼って,ケガキ.輪郭と穴あけ位置を描いて,
ポリカ型を使って穴あけ!
これも数年ぶりの作業だけど,これで10台目のシャーシ製作…無駄に慣れている.
RIMG1498

ロアバルクを仮組.取り付けに渋さは全くなく,
なんの引っ掛かりもなくネジがスルスル挿入っていく.位置決めはうまくいってそう.
RIMG1496

アッパーデッキを仮組.これも取り付けの渋さは全くない.
メインシャーシの穴あけ位置決めは成功!
RIMG1495

後は輪郭を赤ペンでなぞって,切り出すだけだ.
ロアデッキはデフやスパー取り付け部をくりぬく箇所があって面倒だが…
少しずつ形が見えてくると,ワクワクするわ…!

【製作】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)③

製作したモータープレートにセンタープーリー,スパーなど一式を取り付けてみた.
プーリーの軸は直径5mmのステアポスト(TA05用かな?)を切断して改造.

テンショナーはフランジ付きベアリングをモータープレートに取り付ける構造.DDLF950ZZと
DDLF630ZZをチョイスした.
RIMG1492
RIMG1493

自分で作ったものを見てニヤニヤするのが,モノづくりで一番楽しい時間かもしれない…!
シャーシに取り付けてからベルトの干渉やら何やらチェックが必要だけど,とりあえず単品としてはソコソコのものができたと思われ.
RIMG1495
RIMG1500

【製作】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)②

図面の正書と小変更…

脚周りのアライメントを見直した.
フロントは5degのネガティブキャスター…要は車体を横から見たときに,キングピンが中央側に傾いている状態.まあ…舵を切ったときに復元力が必要なのでネガティブキャスターが正解だろう.

リアは…???
舵は切らないけど,トーインが付いているので,荷重が乗ったときは実質舵を微妙に切っている状態と言えなくもない.この場合,復元力が付いていると困るので,フロントとは逆にトーインを強めに行くような力がかかっている方が安定するはず.となると,リアは若干のネガティブキャスター(フロントと同じく,キングピンが車体中央側に傾いた状態)が正解かしら.
車軸の位置はサスピンに取り付けるスペーサーで小変更が効くので,車軸をギリギリまで車体中央に近づけた時でも,ポジティブキャスターにならない程度に,ネガティブキャスターを与える設計にした(デフォルト位置だと,2deg程度).

…これで,設計図Fix!!!!
RIMG1490

【製作】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)①

ポリカ型を作り,まずはモータープレートから製作.

センターを決めて,片側だけに主要なバカ穴をあけて,左右反転させてまた穴あけ…
これで少なくとも左右対称な型を作る.
アッパーマウントとロアデッキをつなぐ二か所は,センターを通る穴となるので,左右反転させたときに,この2か所の穴の位置が少しでもずれていたら作り直し.ずれてなければ,センター出しが出たとして,この型を以てシャーシを作る.

…で,型に開けた「モーターマウント固定穴」を別のポリカ板に転写し,モーターマウント用の型を仕立てる.t3ジュラルミン板にも方眼紙を貼ってケガキをして…準備完了.
RIMG1489

型をクリップで固定.ここの位置決めは慎重に.
RIMG1491

これを使ってジュラルミン板に穴あけ位置を転写し,モーターマウントを作っていく.
まずは型に合わせてセンター決め用の浅い穴を掘って…
RIMG1492

穴あけ!穴が開いたら,その穴を使って型をビス止めして,ほかの穴もセンター決め用の浅い穴を開ける…
RIMG1499

で,穴あけ!
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モーターの軸が来る穴は,ドリルやらハンドリーマやらで直径12mmまで拡大する.
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…ぴったり.540モーターを使うかはわからないけど,一応使えるようにする.
RIMG1505

ここまで出来たら,バンドソーで切り出し.
RIMG1509

型のモーターマウント固定穴を使って,位置決め精度の確認…取り付けの渋さはなさそう.
モーター取り付けあたりの精度が微妙だったけど,シャーシに妙な干渉はしなそうなので,とりあえずこれで良しとする.
RIMG1512

あとは鑢掛けして,方眼紙をはがして…一応完成!
とりあえず一番面倒な部品はできた…
RIMG1513





【構想】自作Mシャーシ(4WD,M寸・改)③

粗設計完了…!名称はTA07-GMとした.TA07ドライブトレインの,ガンベ脚の,M寸.

結局バルクは手持ちのTRF419x…壊したらおしまい.予備品が欲しいよぅ…
とりあえずハイエンドツーリングっぽい見た目を意識して設計してみた.
ベルトやスパー交換の整備性は,これ以上ないくらい高いはず.

半面,モーター固定のビスは,ピニオンのサイズによっては,スパーのサービスホールからアクセスしないといけないので,モーター固定は少しだけ面倒そう.
ブラシモーターを搭載したいとなると,しょうがないよね.

RIMG1488

ベルト長は699mm@22TセンタープーリーでFix.
もう少し長いと設計の自由度が広がるけど,三ツ星ベルトのラインナップは699mm飛んで720mm…なのでやむなし.
受信機はなるべくバッテリーの前にベタ置きで搭載したいけど,センター配置のステアリングワイパーとの干渉がギリギリセーフか,アウトか…

材料の発注も済んだ.いくつかの手持ち品も併用するとして,
t2.5のカーボン板,後輪用ボールデフ,プーリーホルダー,カウンタープーリー,ガンベ脚一式,XV01のステアリングワイパー,ベアリング一式…合計2万円くらい.もしバルクを新調するなら4万円くらい…高いなあ…

ところで前作のTA07-GSもそうだけど,センタープーリとカウンタープーリは,両方とも850ZZのベアリング2つの片持ち支持にしている.想定する負荷は高くないので(いいとこGTチューンをギヤ比4:1くらいで回すとか),基本大丈夫だけど,ベアリングの容量的には余裕がなさそうなので,マメなメンテが必要…なのかなあ…

2,3日ダラダラ図面を見直して,大丈夫そうならポリカ型の作成に着手するかな.
…つづく!
ギャラリー
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