カーボン板の切り出し,穴あけはこれまでと同じ作業なので,詳細は割愛.

切り出した部品は下図の通りだ.メインシャーシには,プーリが干渉する分とモータマウントの箇所に肉抜きを施している.この作業は基本的に気合.ボール盤を駆使して弓鋸の刃が入る穴をあけて,弓鋸で切り出し,ヤスリで形を整える.大変だった…
170108切り出し

アルミの部品はシャーシガードのほかに,スライドステアがある.
これは東急ハンズで購入したアルミアングルに直径2.5mmの穴をあけて,
内径2.5外径6,厚さ1.8mmのフランジベアリングを固定し,
同じく東急ハンズで購入したアルミ平棒をベアリングのフランジ内に通すものだ.
ベアリングは伝動機.comで購入.ほかに入手経路が見つからず,基本的にマイナーな寸法なんだと思う.
170108スライドステア00

ベアリング固定用の穴あけ位置は,ポリカ板でテストして型を作ってから加工した.
初めて作ってみたが,非常に良い精度ででき,ガタはほとんどない.動きもスムーズ.
ワイパータイプよりもガタが少ないかもしれない…
4WD車で取り入れた工夫の中では一番大きいものだったが,うまくできてよかった.
あとは部品を組み立てるだけ,ではある.
170108スライドステア01