製作開始!自作Mシャーシ(FF,S寸):その2

設計・構想に半年以上を費やした自作Mシャーシ(4WD,FF)だが,ようやく製作に着手した.
主な設備はバンドソーとテーブルボール盤という,最低限の組み合わせだ.

161217設備


まずはシャーシへの穴あけ用のポリカ型を作る.ギヤケースなどは,この穴位置がずれるとそもそも取り付けが出来なくなるので,実は一番神経を使う.

まず,ポリカ板に方眼紙を貼り付け,方眼紙上に罫書を行う.このとき,貼り付け用の両面テープは,クッションフロア用のテープを使う.これがきちんと貼れて,綺麗に剝がせるのでとっても良い.
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まずは,ギヤケース固定用の穴位置を決める.ギヤケースに限らず,シャーシセンターから左右対称に開ける穴は,シャーシセンターを決める中心穴から見た片側のみ開ける.こうすることで,穴位置が微妙にずれることがあっても,左右対称だけは死守される.ただし,穴あけ位置が片側でずれると,両側に対しては2倍,精度が悪化する.

161217FF03ギヤケース位置決め_片面


また,穴をあけるときは,必ずポリカ下穴捨て板をあてがって開ける.こうすることで,ドリルのずれ,ぶれをほぼキャンセルできる.かつ,下穴と方眼紙の升目を綺麗に合わせることで,かなりの精度で穴あけできる.

161217下穴

片側の位置決め穴の型が出来たら,反転させて左右対称になるよう別の板に穴をあけ,部品を固定してみる.今回は予算の都合上で,余っていたABS板に穴をあけなおして,ギヤケースを固定してみた.無理なく固定できるなら完成.固定できないなら,作り直し.ちなみに,ギヤケース固定用の型は3回作り直した…
161217FF03ギヤケース位置決め_両側

ギヤケース用の型が出来たら,同じ要領でサスマウント用の型も作成する.といっても,セパレートタイプのさすマウントを用いるので,基本的には,サスマウントを綺麗に固定できる型があればそれでよい.今回は去年作成した自作Mシャーシ(FF,M寸)の型を流用した.

とにかく,型作りがイマイチだと,先の工程での挽回は不可能なので,この作業には手間暇を惜しまないようにするのが絶対条件だ.

製作開始!自作Mシャーシ(FF,S寸):その1

FFシャーシも4WDシャーシも設計が終わり,設備導入も進んだので,
いよいよ製作に取り掛かる.
久しぶりの製作だが,FF車は去年製作した実績があるので,
まずはFF車から着手することにした.
製作の流れは、大まかには下記三工程だ。

①部品穴あけ用のポリカ製型作成

②ポリカ製型の穴あけ位置精度が合格なら(例えばギヤケースがちゃんと組める)、部品作成

③部品ができたら組み付け

もちろん、各工程ごとにコツがある。今は製作するのに大半の時間を割いているので、
すぐにブログに書きだすことはできないが、ぼちぼち報告したい。
来年4月までには、4WD車まで製作し終えたいものだ。

設備導入!RCカー製作環境

シャーシの自作をするにあたって,自宅に下記設備を導入しつつある.

1.卓上ボール盤…プロクソン テーブルドリル
プロクソン テーブルドリル 28128
プロクソン テーブルドリル 28128
迷ったが小型で・高回転タイプにした.精度はよさそうだが、どうだろう.
あと,おそらくアルミ板へのサラもみはビビりが発生しそう.それをどう克服するか.

2.バンドソー
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カーボン板を精度よくカットするのに必須!買ってしまった…
ダイヤモンドブレードも発注した.

あとはなるべく部屋を汚さないように作業しなくては.
いよいよ製作に取り掛かれる,かもしれない.

詳細設計!自作Mシャーシ(FF)

S寸の自作FF車の設計に着手し、8割方完了した。
やはりインボードタイプのサスペンションは難しく、プッシュロッドとステアリングが干渉しないように、ぎりぎりの設計となった。

161113設計図01
161113設計図02

設計の過程でいくつか変更点が発生した。まず、思った以上にアルピーヌボディのフロントオーバーハングに余裕があったので、540タイプモーターも搭載可能とした。また、ステアリング周りの設計を工夫し、Mシャーシ用ステアリングワイパーを使用することとした。

結局、シャーシレイアウトは…

「FF-03のギヤケース」
「FF03-EVOのインボード式フロントサスペンション」
「ロープロサーボを前提とした、スリムタイプのメカレイアウト」

…つまりFF-03EVOのフロント周りに、FF-04のようなメカレイアウトとなった。
…結構いいんじゃない?超スリムなシャーシにインボードサスのFF。自作4WD車よりオリジナリティが強い。

インボードフロントサスは、前作(M寸のFF車)のシャーシを使って、そもそも設計として成立するか(諸々干渉しないか)現物合わせの確認を行った。
…ギリギリ大丈夫そうだった。ヒヤヒヤもんだわ…ただ、ダンパーの取り付け位置はセンターからちょっと距離を取る必要がありそうだった(写真からは伝わらないが…)。
161113インボードサス01
161113インボードサス02

でも、なかなかよさげなFF車ができそう。作るのが待ち遠しいや。

仕様決定!自作Mシャーシ(FF、S寸)

S寸の自作Mシャーシを自作するにあたり、大まかな仕様が決まった。

【コンセプト】
アルピーヌボディをFF, RR, 4WDで楽しむ!

【全体の開発状況】
-FF…仕様決定、設計開始
-RR…制作完了
-4WD…設計完了、製作着手

【自作FF車 仕様】
-フロントオーバーハング…60mm
-ギヤケース…FF-03流用
-サスアーム…自作のアルミ組み立て式
-フロントサス…インボード(FF-03EVO流用)
-ステアリング…ワイパータイプ
-バッテリーレイアウト…シャーシ片寄せの縦置き
-目標車重…アウターロータモータ+アルピーヌボディで、1010g

最終的にはミニのFF-03EVOで落ち着いた。オリジナルの工夫要素は少ないが、多分最適解だと思う。また、FF-03のギヤケースを使ったFF車は、M寸で製作実績があるため、そこで判明した課題を設計にフィードバック出来る。そういう意味では高い完成度を目指せるかも。
これから図面を一気に描き上げ、見直しを重ねて12月中に製作開始、3月までの完成を目指す!


 
ギャラリー
  • 【製作④、完成】自作Mシャーシ・L寸
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